PROJECT

WORKSHOP
Lasermice研究所ワークショップ - 子ども研究員とつくる新たな生命 <2020>
アーティスト・菅野創さんが開発した群ロボット《Lasermice(レーザーマイス)》と、子ども研究員たちとのコラボレーションによる遠隔ワークショップを開催。
 
1回目「Lasermiceの毛皮をつくろう!」では、子ども研究員が、送られてきたLasermiceからオリジナルの毛皮を作成します。そして、2回目「Lasermiceの演奏を見てみよう!」では、みんなのつくったLasermiceたちがロボットの群れに戻り、ライブセッションに参加します。まるで生き物の群れのようにふるまうLasermiceたち。お互いどんな場所にいても、生命の“気配“を感じるひとときに子ども研究員達は何を見つめ、受け取るのでしょうか。

【PROJECT: 2020 ミエナイモノとあそぶ - immersive Experience】


第1回:5月23日(土)10:00-12:00

Lasermice(レーザーマイス)の毛皮をつくろう!


Lasermice チュートリアル映像

《Lasermice(レーザーマイス)》が子ども研究員のもとへ郵送で送られてきます。
オンライン環境で参加者は講師からの説明を受けながら、自分たちで準備したさまざまな素材を使って、ロボットの外装を制作します。完成した様子を見せあったあと、ロボットを指定の場所へ返送してもらいます。

第2回:5月31日(日)16:00〜17:00

Lasermice(レーザーマイス)たちの演奏を見てみよう!


Lasermice 配信ライブ


ワークショップを経て、いろいろな姿になったロボットたちが都内某ラボに集合。
合計120台ものマウスたちが自由にふるまい、演奏をはじめます。その様子をストリーミング中継して、配信。子どもたちがつくったLasermiceが群れの中でどんなふるまいをするか、群れがどんな音を奏でたり、動いたりするかを観察します。
演奏の前に自分のLasermiceを探してみたり、Lasermiceが動き回る様子をみたときの気持ちなどを伺います。演奏が終わったあとに、感じたこと、気になったこと、ライブから受け取ったことを共有しあったり、アイデアを出し合ったりしました。


●子ども研究員のつくったオリジナルLasermice

  


●《Lasermice(レーザーマイス)》とは?

この世界にはたくさんの生きものが「群れ」で暮らしています。イワシやムクドリなどは、絵本の『スイミー』のように大きなカタマリのようになって集団で行動します。また、ホタルなどが一斉に光を放つこともあります。こうした生きものたちは、リーダーが指示を出すでもなくお互い同士が反応しあうことで、ふしぎと同じようなふるまいをするのです。 「Lasermice(レーザーマイス)」は、そんな生きもののはたらきをマネしてつくられた120台のロボットです。「Lasermice(レーザーマイス)」はレーザーから光を出し、別のロボットがその光に反応して、床をたたいたり、鈴を鳴らして音をかなでます。その様子はロボットがアンサンブル(演奏)をしているようにも見えるでしょう。 おうちに届いた「Lasermice(レーザーマイス)」は、今回稼働する60台ロボットの「群れ」のひとつとなって、アンサンブルに参加します。おうちに届いた「Lasermice(レーザーマイス)」は、今回稼働する60台ロボットの「群れ」のひとつとなって、アンサンブルに参加します。